骨の髄まで私に尽くせ。【長堀かおる】ヒロインの闇が深すぎる!

長堀かおるさんの『骨の髄まで私に尽くせ。』です。
ヒロインの仲村さやかがかなりイっちゃってます。
表面上は儚げでものすごく可愛い子なのにねぇ。
どんだけ病んだらここまでできるんでしょうね・・・

『骨の髄まで私に尽くせ。』はコミックフェスタで配信中です。

骨の髄まで私に尽くせ。

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長堀かおるさんの処女作だそうですが、処女作とは思えないくらい濃縮ストーリーでぐいぐい引き込まれてしまいます!
特に一樹の指輪に対するさやかの執念が・・・ヤバいレベルです笑


『骨の髄まで私に尽くせ。』の主要登場人物は藤田一樹と仲村さやかのふたりです。
ふたりは同級生だったのですが、さやかが引っ越した際に疎遠になっていたのですが、ある時街中でばったり再開します。
これだけなら同窓生で盛り上がる図になるはずなのですが、そうはならないんですよね~。

一樹はさやかがイジメられているのと庇ったばかりにイジメに巻き込まれてしまいます。
そしてこれが二人の初体験という何とも言えない最悪の思い出があります。
思い出っていうよりトラウマでしょうね。

その直後にさやかは引っ越してしまい、一樹はさやかに謝る機会もなく十数年。
そりゃあ、さやかにあった途端に土下座もしますよね。
もっとも、さやかは「もう気にしてないよ」的な事を言ってくれて胸をなでおろす一樹ですが・・・
実は心が病むレベルで引きずっていたりします。
それを表面上はカケラも見せないさやか。女って怖いな~と思っちゃいます。

ちなみに、『骨の髄まで私に尽くせ。』はタイトルが超秀逸です。
一見すると本編と関係ないような事ばかり書かれているのですが、これがさやかの本心だと仮定して読むと・・・
本編の見方が180度変わってしまいますよ。

さやかの腹黒さと計算高さが際立つ『骨の髄まで私に尽くせ。』ですが、こうなってくると一樹の前に現れたのも狙いがあってなんじゃと勘ぐってしまいます。
そのくらい真っ黒な子です。

さて、そのさやかに見初められ(?)一樹ですが、こちらは妻子持ち。
妻子持ちにもかかわらず、さやかと再会したことで昔の感情が沸き上がってきます。
実は一輝にとってさやかは初恋相手。
また恋愛したいって思ってしまう一樹。・・・ダメじゃん。

さやかも一樹のことが初恋だと言いますが、こちらは腹黒さを勘定すると「どうだか」って感じです。
でも、単純な一樹はさやかの言葉を信じ切ってしまいます。
こうしてなんとな~く付き合い始めた二人ですが、事件はすぐに起きてしまいます。

それは初めてホテルに行った日のこと。
そのまま朝まで・・・と思っていた矢先、一樹の娘が熱を出して寝込んでしまいます。
急いで家に帰る一樹ですが、そこに追い打ちをかけるさやか。

まさかのリスカ画像送付です。
さやかを見たとき、ちょっとかまってちゃんっぽいななんて思っていましたが、そんな表現が可愛くなるほどエグいことしますよ、この子。
そして、一樹が駆けつけるとにっこり笑って「一樹くんがいてくれたらいい」って。
男の落とし方を知っている女のやり口ですが、そこに誘い込むまでがエグすぎです・・・

でも、「食ったら責任持たないと」と考えるあたり、相当キてますね。
考え方自体は間違っちゃいませんが。

腹黒さやかのドロ沼にハマっていく一樹。
さやかにはそうするだけの理由があるようですが、それは今後の『骨の髄まで私に尽くせ。』の中で語られていくようですが、嫌でも知りたくなってしまいますね。
他人の不幸は蜜の味ってね・・・

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